高砂市は2018年1月27日に開催する「高砂市 中学生サイエンスキャンプ~数学・理科甲子園ジュニアにチャレンジ~」の参加者を募集している。
高砂市在住・在学の中学生が、日常生活に関連した理系の実験を通して、知識や理解を深めることを目的とした同イベント。圧縮発火実験とその解説をはじめ、兵庫県教育委員会が主催する「数学・理科甲子園ジュニア」も紹介する。
高砂市経営企画室の水田ことみさんは「大学がなく若い人が離れていく傾向にある高砂を、何とかしたいと思っていたところ、今年2月に国立明石工業専門学校と連携することが決まった。高砂市の事業と絡めて、若い人たちに向けて企画を打てないかと考える中で、『数学・理科甲子園ジュニア』に過去5回関わっている高砂市立竜山中学校・教諭の神舎佑典さんにも協力してもらうことになった。教育の分野から若い人にアプローチできれば」と経緯を話す。
「今回のイベントは、普段の授業ではなかなかできない実験とその解説を聞けることが目玉。圧縮発火の仕組みがエンジンに生かされているなど、学校で勉強する内容が何かに役立っていることを知ってほしい」とも。
高砂市立竜山中学校・校長の松陰英人さんは「『数学・理科甲子園ジュニア』の対策とまではいかないが、まずは興味をもってもらうきっかけになれば。少しでも興味があれば、ぜひ参加してほしい」と意気込む。
開催時間は10時~11時30分。参加無料。申し込みは来年1月10日17時必着。問い合わせは高砂市企画総務部経営企画室(TEL 079-443-9007)まで。