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加古川宇宙科学同好会が星空宅配便 「星空を見て心休めて」

望遠鏡を覗く親子連れ

望遠鏡を覗く親子連れ

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 天体愛好家が集まる「加古川宇宙科学同好会」(加古川市尾上町、TEL 079-424-8867)が1月23日、加古川の青少年宿泊研修センターOAAはりまハイツで、「星空宅配便 第838回」を開催した。

加古川宇宙科学同好会メンバーと参加者

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 同会は1976(昭和51)年に結成。天文に対する熱意と友情により知識を深め、交友を広げていくことを目的に、天体観測や学習会、機関誌発行などを行っている。

 「星空宅配便」は、依頼に応じて出前で「星を見る会」を開催するもので、今年30周年を迎える。今回の星空宅配便には12人が参加。当初は、月や火星、スバル星団などを見る予定だったが、雨天によりプログラムを変更。望遠鏡で見た町の明かりを用いて倍率性能を確かめたり、スライド投影で星や星座を見たりしたほか、星空ビンゴゲームや星座早見盤の使い方などを学んだ。

 同会リーダーの細谷秀樹さんは「星空は、とても奇麗で心が休まる。コロナ禍で、下向きの生活が多いので、子どもたちにはもっと星空を見上げてほしい」と話す。参加者は「子どもに自然の中や外で遊ぶことを実際に体験させたかった。普段、星の説明を聞く機会が無いので参加してよかった」と話した。

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