高砂の「ファブラボタカサゴ」(高砂市栄町)で12月7日、「国産ハーブリース作り」が開かれた。主催はsnebase(ソネベース)。
8種類の国産ハーブと松ぼっくり、リボンなどを使ってオリジナルのリースを作る同イベント。「ハーブのことをもっと知ってもらいたい」と、sonebaseの秋田真沙美さんが企画。出張講師として「aroma LaLa」を主宰する三木和美さんを迎えて開催された。
当日は、地元高砂や加古川の女性3人が参加。ハーブの一種「レモングラス」でリースの土台を作った後、ローズマリーやラベンダー、アメジストセージなどを使って、思い思いの飾り付けを行った。
三木さんは「九州ではハーブが栽培されているので、国産ハーブでリース作りなども行われている。関西は湿気が多くてハーブを育てるのが難しいので、まだ身近ではないかもしれない。リースを作ることで、身近に知ってもらう機会になれば」と話す。
ワークショップ中には、三木さんが今の季節にあったハーブの効能や効果について解説する場面や、参加者同士が普段のハーブ使いについて話す姿が見られた。
秋田さんは「同じ素材を作っても人によって違うものができるのが面白い。土台の部分に当たるレモングラスを編んだらしめ縄風になってお正月にも飾れる。十分楽しんだ後は細かく切って土の肥料にもなるので、いろいろな楽しみ方を見つけてほしい」と話す。
参加者の女性は「作っている最中も香りが広がっていた。完成したリースは、せっかくだから人が通るところに飾って香りを楽しみたい」と話していた。