高砂の「ユーアイ帆っとセンター」(高砂市高砂町)で11月27日、「男女が共に学ぶ防災講座」が開催される。
講座の打ち合わせを行う講師の前川安子さん(左)と主催団体代表の馬場圭子さん(右)。
「まちづくりネットワーク高砂」が主催する同イベントは、「つなぐ手と手~広げようやさしいまちづくり~の会」と「とうばんウィズ(兵庫県男女共同参画推進員東播磨地域連絡会議)」が共催する。
講座では「加古川河川の豊かな恵みを知り、 防災をいろんな視点で考える」をテーマに、講師による基調講演と、参加者同士によるワークショップを行う。ワークショップでは、実際に地震や風水害など災害が起こった時に自分はどうするかを考える内容を予定している。
主催団体代表の馬場圭子さんは「講座では、立場など関係なくフラットにいろいろな視点で話し合えたら。地域住民や行政などが互いに声を聞き合い、防災を考えていくきっかけや、みんなが同じ方向を向いていくきっかけをつくっていければ」と話す。
講師を務める前川安子さんは「2025年問題や南海トラフ地震などを想定すると、地域住民一人一人が意識しなければ対応は難しい。地域住民が具体的に防災を意識できるようなやりとりが必要」と話す。「防災は一人が意気込んでいても難しいこと。みんなが第一歩を踏み出せるように、みんなで協力していきたい」とも。
開催時間は9時45分~11時45分。参加無料。