高砂市民病院(高砂市荒井町)で10月21日、「高砂市民病院健康まつり さわやか健康まつり~笑顔で健康増進~」が開催される。
2008年に始まった同イベントでは、地域住民に病院を広く知ってもらおうと各部門の職員がアイデアを出し合って企画した12のコーナーを用意。楽しみながら健康チェックや知識を深めることができ、毎年700人以上の来場者でにぎわうという。
10回目となる今回は、錠剤分包機の操作体験やトレ体操のほか、開設5年目になる緩和ケア病棟の見学が初めて実施される。
毎年人気の「測定計測コーナー」では、視力測定や骨密度測定、易頸動脈エコー体験などの医療機器を使う検査が無料で受けられるほか、フットケア体験や運動機能測定、AEDなどが体験できるという。
高砂市民病院事務局の田中滋さんは「病院スタッフの顔を知っていただいて、地域住民の皆さんとの信頼関係を築きたい」と話す。
院長や医師、看護師らが応じる相談コーナーが設置されるほか、脳神経外科医や緩和ケア内科医による講座も開催。子ども向けイベントとして開かれる「オペ室の探検会」では、電気メスや内視鏡の操作体験ができるほか、救急車・消防車の展示、白衣体験なども用意するという。
田中さんは「イベントを通して楽しみながら健康増進に取り組んでもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は12時~15時。入場無料。問い合わせは、高砂市民病院(TEL 079-442-3981)まで。