「第6回 棋士のまち加古川 将棋フェスタ」が1月19日、加古川の商業施設「ニッケパークタウン」 (加古川市加古川町)で開催される。主催は加古川市、公益財団法人加古川市ウェルネス協会(同市加古川町、TEL 079-424-9395)。
加古川市にはゆかりのあるプロ棋士が5人いることから「棋士のまち加古川」として将棋の普及活動に努めている。プロ棋士と市民が触れ合い、将棋を知らない人にも一日を通して気軽に楽しく将棋に触れてもらえるようにと始めた同イベント。
当日は井上慶太九段、久保利明九段、神吉宏充七段、船江恒平六段、出口若武四段、長谷川優貴女流二段が参加する。イベントでは「爆笑将棋クイズ」、目隠しで譜面を見ないまま対局を行う「目隠し将棋」などのコーナーも設けられる。同協会の高田耕治さんは「目隠し将棋でのプロ棋士のすごさと、プロ棋士が集中している間の会場の緊迫感も同時に実感してほしい」と話す。
今回のイベントは、災害支援チャリティー販売コーナーもあり棋士の直筆サイン色紙、扇子などを販売する。「棋士のまち加古川『次の一手名人戦』」では途中で対局を止めてプロ棋士が指す次の手を3択のクイズ形式で当てるという将棋のルールを知らない人にも気軽に参加できるプログラムを用意するという。
高田さんは「将棋に詳しい人だけでなく、今から将棋を始めようとしている人、将棋って何だろうと少しでも将棋に興味のある人にも気軽に将棋に触れてもらえるようなコーナーを用意しているので、気軽に足を運んでもらい将棋の魅力や楽しさに気付いてほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時20分~17時。