フィンランドの伝統的な工芸装飾「ヒンメリ」を作るワークショップと「大麦のお話会」が12月4日、「大工産モデルハウス」(加古川市尾上町 神戸新聞ハウジング内)で開催される。主催は菓子工房「trente sept(トラントセット)」(別府町)。
加古川でフィンランドの伝統的工芸装飾「ヒンメリ」を作るワークショップ
ヒンメリはワラで作った八面体などを糸でつるすもの。クリスマスの装飾にも使われる。
今年10月にオープンした「トラントセット」店主の藤原茉莉江(まりえ)さんは「今回は淡路島から講師として煙山昭子さんを招いてヒンメリ作りと、ヒンメリに魅了された話や大麦の話を聞かせてもらう」と話す。同店で作るタルトには煙山さんが育てた無農薬の大麦を素材の一つに入れているという。
藤原さんは「ヒンメリはもちろん、大麦とタルトの関わり、大麦や野菜は余すことなく使えることなど、大麦のことを伝えたい」と話す。
毎月場所を変え、お菓子教室などさまざまなイベントを開く同店。「子どもができて人と関われる場所を探していた」と藤原さん。「世代に関係なく気軽に来てほしい。子育て等の悩み相談や交流もできる場になれば」と笑顔を見せる。
開催時間は10時~13時ごろ。料金は6,000円(お茶とタルト付き)。申し込み締め切りは12月2日。