加古川の「春光堂本店」(加古川町寺家町、TEL 079-423-1123)が5月18日、約4年ぶりに営業を再開した。
同店は加古川を代表する銘菓「鹿児の餅」を、1925(大正14)年ごろから製造販売。2022年6月から休業していたが、2026年5月、滝川工業(平岡町)支援の下で営業を再開する。
同社はオーダーメードの産業機械メーカー。主に製鉄関連設備と商品製造設備を製造する。きっかけは、同社へ金融機関から、「100年続く鹿児の餅に復活に協力してもらえないか」と話があったこと。滝川松平社長も「食品を作りたいという思いがあった」ことから、今回の支援に至った。
同店店長で4代目の宮田顕輔さんは休業中、転職しており、会社員時代は、品質保証部に所属していた。「転職時の経験も今に生かされている」という。鹿児の餅は、祝い事で購入されることが多かったが、今後、紅白の製造も予定しているという。現在、鹿児の餅は1度で2500個ほどを生産。価格は、10個入り=1,296円、5個入り=648円。
宮田さんは「鹿児の餅は、赤ちゃんのほっぺたの様な感じの『ほたほた』と、ほっとするような優しい味。現在、鹿児の餅を購入できるのは春光堂本店のみ。復活した鹿児の餅、変わらぬ味を食べてもらいたい」と話す。
営業時間は9時~17時。水曜・土曜・日曜・祝日定休。