
稲美町制70周年記念「稲美町花火大会」が11月1日、開催される。主催は稲美町花火大会実行委員会。
同町では1988(昭和63)年から2019(平成31)年まで毎年夏に花火大会を開催していたが、コロナ禍をきっかけに2020年以降は花火大会の開催を中止していた。
同実行委員会の大柿直也さんは「前回の花火大会から約6年間、新型コロナウイルス感染症拡大による中止や、サプライズ花火の開催など開催方法について毎年検討を行ってきた。町制70周年を迎えた今年度、記念事業として稲美町花火大会を開催することになった」と話す。
打ち上げは安全性の確保の観点から分散型となる。打ち上げ場所は3カ所で、1カ所につき500発、合計1500発を約15分間で打ち上げる。観覧席・露店・駐車場は設けず打ち上げ場所周辺は立入禁止となるため、当日は自宅周辺から見物するか、地元ケーブルテレビでの生放送や動画配信サイトでのライブ配信で打ち上げの様子を見ることができる。
実行委員会は現在、企業協賛を募集している。担当する大柿さんは「花火の打ち上げ費用や警備費用などが物価上昇に伴い高騰している。安心して楽しめる大会開催のために、ぜひ企業協賛の協力をお願いしたい」と呼びかける。協賛金は1万円から。協賛額に応じて、広報誌に封入される大会リーフレットやホームページ、当日の生中継番組や地元コミュニティーFMでのCM放送などの特典を用意する。協賛申し込みは8月29日まで、企業協賛窓口(TEL 079-420-2528)で受け付けている。
開催時間は19時~。花火の打ち上げは約15分間を予定。