加古川市両荘地区で1月13日、フォトセッションイベント「加古川×コスプレKaCoS(カコス)」が開催された。主催は一般社団法人「加古川観光協会」。
4回目となる今回は、市内外からコスプレイヤー28人、カメラマン10人の計38人が参加・コスプレイヤーは、「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「刀剣乱舞」などの人気アニメやゲームのキャラクターに扮(ふん)して撮影を楽しんだ。
会場は映画「Village」のロケ地として知られる平之荘神社、木々に囲まれた報恩寺、2024年に新設された両荘みらい学園図書館の3カ所を用意。同館は地域の生涯学習拠点として一般にも開放しており、今回の協力は施設の認知度向上を目指す取り組みの一環。
同イベント担当職員の見賀祐希さんは「個人では撮影許可が難しい場所を開放することで、地域の新たな魅力発見につながれば」と期待を寄せる。
イベントに参加した、加古川を応援する非公式キャラクター「かつめしちゃん」は「公共施設でのサブカルチャーイベントは珍しく、地元での活動機会として貴重。市内外からの来訪者増加にもつながれば」と話していた。
撮影した作品は、参加者が自身のXまたはインスタグラムにハッシュタグ「#KaCoS」を付けて1カ月以内に投稿する。