加古川で長く合唱団の指導を続けている川辺甲子郎さんが米寿を迎えるのに当たり、加古川ウェルネスパーク(加古川市東神吉町)アラベスクホールで11月24日、生徒らが「米寿をお祝いするコンサート」を開催した。
神戸市出身の川辺さんは武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業後、神戸市と加古川市の中学・高校で音楽教諭として勤めた。退職後も加古川近隣で合唱団の指導者として活躍する。
同コンサートには、川辺さんが指導する「加古川混成合唱団」「合唱団アムサティーク」「高砂市民合唱団」の団員らが出演。川辺さんの指揮で日頃の練習の成果を披露した。今回のコンサートのために公募で結成した「コウシロウキネン合唱団 コーロ・アミーチ」は「気球に乗ってどこまでも」「小さな十字架」などを歌った。
川辺さんは「歌を歌うことは健康によくストレス発散にもなる。みんなが集中したときに素晴らしい歌ができる。それがうれしい」と話す。