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加古川氷丘地区で地域ガイド発刊 「ひおか人度チェック」も

編集の携わった「まちこんひおか」のメンバー、後ろ中央が山尾さん

編集の携わった「まちこんひおか」のメンバー、後ろ中央が山尾さん

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 加古川市氷丘地区の市民団体「まちこんひおか」が制作したミニガイドブック「ぶらりええとこ ひおかの郷 VOL.3」が5月、お披露目された。2011年12月の初刊以来3冊目。

最新のミニガイドブック「VOL.3」

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 「わが街再発見」をテーマに歴史、遺産、グルメなどで構成されており、記者のさまざまな切り口で氷丘地区を再発見できる。中学校でも教材に使われるなどの反響があるという。

 取材は同団体のメンバーで行っており、代表の山尾昌弘さんは「記事にはそれぞれの記者のこだわりが詰まっている」と話す。

 「もっと知りたい『氷丘地区』のこと」というタイトルページを取材したメンバーのひとり、池上保彦さんは、加古川市全域における氷丘地区の面積(全域に対し3%)、コンビニの数(同5%)など、同地区に「超」フォーカスした数値をグラフ化し独自に分析した。

 また1274年に開創されたという「龍泉寺」の取材を担当した神吉靖志さんは「調べれば調べるほど新しい発見がある」と地元にある古刹(こさつ)の歴史の深さに驚いたという。

 巻末にはVOL.1から続く企画「ひおか人度チェック」もあり、読者が「ひおか人度」をチェックできる工夫も施す。

 山尾さんは「ガイドブックを通じて地域のことを知ってほしい。今後はガイドブックをテキストに『ひおか検定』なども実施できれば」と意気込む。

 ガイドブックは氷丘公民館(加古川市加古川町大野)で配布している。

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