楽しみながら上達できる、新料金プランに大注目!
提供:尾上ゴルフセンター 制作:加古川経済新聞編集部
ゴルフ人口約1000万人を誇るゴルフ大国、日本。バブル時代と比べるとやや落ち着いた印象があるが、今なおゴルフの市場規模はスポーツ業界でNo.1を誇っている。コロナ禍から、密を避けて大自然の中で楽しめるアウトドアスポーツとして、若年層をはじめとするこれまでゴルフを経験したことがなかった新たなプレイヤーが続々とクラブを握って汗を流し始めた。
四季折々の表情を見せる天然芝のアプローチガーデン
「ゴルフはミドルシニア層が楽しむスポーツ」という認識はもう古い。タレント性のあるプロゴルファーの活躍や、オシャレなゴルフウェアの充実といったメーカーの努力もあり、インスタグラムでは「#ゴルフ女子」のハッシュタグ投稿が300万件を超える盛り上がり様だ。
そんな中、老若男女が自分のペースに合わせて楽しめる新料金プランを導入し、話題になっているゴルフセンターがある。昨年、創業半世紀を迎えた兵庫県加古川市にある尾上ゴルフセンター。ネットでは「1976年から利用させていただいています」と口コミがあるなど、老舗のゴルフセンターだ。今回は人気を集めている新料金プランを中心に、地域に長く愛される理由に迫る。
尾上ゴルフセンターの窓口。笑顔で明るく迎え入れてくれる。
「若い方やご高齢の方、初心者に上級者、それぞれに合った楽しみ方をしてもらいたいんです」。
受付でお客さんに笑顔を見せて挨拶しながら話してくれたのは、伊豆見さん。穏やかなお人柄と朗らかな表情で、訪れるプレイヤーだけでなく周りのスタッフからも親しまれている。コミュニケーションを何より大切にしており、フロント業務は徹底的に効率化。スタッフがフロント外に出て、お客さんの様子に目を配れるようオペレーション改革に積極的に取り組んできた。
「ゴルフを目的に来るのはもちろん、スタッフやお客様同士の会話を楽しみにされている方も多くいらっしゃいます。入場してから話し込んでいる様子を見ると、『お金がかかっちゃうから早く練習場へ行って!』と思うこともしばしば(笑)。それくらい楽しんでいただけているのはとても嬉しいですけどね」。
エントランスでスタッフと話し込むお客さんの姿に目尻を下げながら、茶目っ気たっぷりにセンターの様子を教えてくれた。
尾上ゴルフセンターは、1階33打席、2階35打席、その他レッスン専用打席や飛距離やフォームなどを確認できる計測器「トラックマン」などを備えた「メディカルゴルフラボ」に、アプローチの練習ができる天然芝エリアといった充実の設備がそろう。さらに、同センターでは体組成計で筋肉量や体脂肪、基礎代謝量を計測し、自身の体を見直すエクササイズなども行っており、健康増進がスコアアップにつながったというお客様の喜びの声も届いているという。
体組成計を使用したエクササイズで健康増進によるスコアアップも目指せる
筋肉量や体脂肪などの身体面を数値化し必要な運動や練習を取り入れてスコアアップへ!
「1階は完全フラット席で本番さながらの練習ができ、見晴らしの良い2階には通常打席の他にシニア&レディース専用打席も設けています。2階については飛距離の関係で60歳未満男性のドライバーとウッドが禁止、ユーティリティまでとなっています」と伊豆見さんはそれぞれを案内しながら説明してくれた。
創業以来長く愛されてきた尾上ゴルフセンターだが、この度新たな料金プランを導入した。
「これまでは球数に応じて料金を支払っていただく形でしたが、昨年12月からは球数ではなく、利用時間に応じた料金プランに移行しました。一般的な時間貸し打ち放題の場合、90分や120分などの時間の縛りがありますが、当センターでは利用者自身が利用する時間を決めることができるんです」と伊豆見さんは話す。
新しい料金プランへの移行後は、「球数を気にせず、どんどん打って練習できるようになりうれしい」といった若年層の声や「アプローチの練習はたくさん球を使うので、これまでだと無駄打ちができず練習に限界があったが、これからは左右の片手打ちのアプローチ練習やスイングの修正など、球数を気にせず反復練習ができる」といったシニア層の喜びの声がフロントへ届くようになったという。2階では平日の一般利用料が上限1,100円となっており、球数だけでなく時間も気にせず練習が出来るので「1時間以上練習するなら、2階がお得」や「近隣の打ち放題の練習場にはない利用料で驚いた」など利用者からの好評を得ている。
「ゴルフは全年齢が対象で生涯楽しめるスポーツです。だからこそ、全年齢が楽しめるようなプランをご用意したいと思っていました。お昼はシニア層の方が上限料金のある2階でのびのびと楽しまれ、夜は若い方がご遅くまで友人と競い合いながら打っています」と伊豆見さん。
打ち放題で時間制限のない2階では、ゴルフ仲間や友人たちと思う存分練習ができる。
また、同センターでは年齢の幅だけでなく、経験の幅にも柔軟に対応。初心者が気軽にゴルフを始められるようにワンコインレッスンなども行っている。
「最近は計測器や解析機を置いているゴルフ場も多くなってきました。しかし、大事なのは自分のクセを知った後。どのように改善したら良いかはプロの方に教えていただくのが一番です。とはいっても、いきなりレッスンを受けるのはハードルが高い。まずは気軽に参加できるレッスンとして、ワンコインレッスンを行っています。ここからゴルフにハマっていく若い人も多いので、どんどん参加してもらってゴルフの楽しさを知っていただきたいですね」。
計測器「トラックマン」を用いて、フォームの修正や飛距離スコアの可視化も可能に。
ワンコインレッスンからゴルフの魅力に気づき、実際にとりこになった人がいる。尾上ゴルフセンターで働く清水さんだ。
明朗な性格と人当たりの良さで、お客さんからの評判も高い。
最近成人を迎えた清水さん。幼い頃から父親がゴルフをしている姿を見て「なんとなく楽しそう」と興味があったそうだ。しかし、同時に少し距離の感じるスポーツだったとも話す。
「最初は敷居の高いスポーツだと思っていました。お金がかかったり、服装に縛りがあったり、グリーンを走っちゃいけないってマナーがあったり、難しそうだなあと。でも、ここのワンコインレッスンはグッズのレンタルができるし、ていねいに教えていただけるし、とても始めやすかったです」。
レッスンを受けた後、スタッフの先輩の手解きのもと早速ゴルフ場でホールを回った清水さん。ここでさらにゴルフの魅力にハマっていく。
「ゴルフって、初心者レッスンを受けてからコースに出るまでのハードルが高いんです。『一緒に行こう!』と誘われたときは『先輩に迷惑をかけてしまうんじゃないか』とちょっと怖かったんですけど、みなさんとても優しくて。時間を最後の方にしてもらって、後ろを気にせずにゆとりを持って楽しめました。そういう心遣いが本当に嬉しかったですね」。
先輩との仲は良好。プライベートでコースを回ったりすることも。
ゴルフが身近になっていくにつれ、スタッフとお客さんの距離が近い環境も相まって、お客さんとの会話にも花が咲くようになった。
「お客様から『この前はこんなコースをこんなスコアで回ってきたんだよ』といった話や、『あそこのコースが良かったよ』といった話をたくさん聞かせていただいて、とても楽しく働いています。若い常連の方もいらっしゃいますがもっともっと増えて欲しいなと思っています」。
最後に、若い女性ならではの視点でゴルフの魅力を語ってもらった。
「運動が苦手でも、体力に自信がない人でも楽しめる。色んな楽しみ方の幅があるのがゴルフの魅力です。女性としては、あまり汗をかかないから化粧が崩れないのも嬉しいですね。ゴルフウェアはオシャレなデザインのものが増えていますし、大自然で写真を撮るのも楽しい。何より、ドライブが芯をとらえて真っ直ぐ飛んだときの爽快感が忘れられません。これからも先輩方と一緒にゴルフを楽しんでいきたいです」。
ご紹介した尾上ゴルフセンターの詳細は以下のリンクから。