プレスリリース

生活協同組合コープこうべのビッグデータをTMNデータハブサービスでコープこうべ・三菱食品が活用開始

リリース発行企業:株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス

情報提供:

電子決済サービスの株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、生活協同組合コープこうべ(所在地:兵庫県神戸市、組合長理事:岩山利久、以下:コープこうべ)に対し、ビッグデータの活用を促進するデータハブサービス「Xinfony DataHub(シンフォニー データハブ)」の提供を開始しました。
TMNは、コープこうべにおける購買情報や組合員情報などあらゆるデータを預かり「Xinfony DataHub」を通じてデータを整理・加工し、ニーズに応じた形でアウトプットを行います。コープこうべ事業運営向けの内部利用および三菱食品株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 京谷 裕、以下:三菱食品)への外部利用向けに2つのアウトプットから実運用を開始しました。

三菱食品へのデータ連携は2022年に締結したコープこうべと三菱食品、TMNによる3社協力協定に基づいて取組むものです。





データドリブンな業務環境を内外に構築
生活協同組合のなかでも国内屈指の規模を誇るコープこうべは、店舗や宅配をはじめ共済や電力など複数の事業を展開し、独自の経済圏を確立していますが、事業間を横断した分析環境が整っておらず、シナジー効果を十分に発揮できていない課題を抱えておりました。
これらの課題に対しTMNは、2021年からコープこうべとデータ利活用に関する取組みを行っています。これまで宅配や店舗など事業毎に管理されていた組合員IDおよびそれに紐づく各種データを統合した会員基盤の構築と、POSデータを含めたビッグデータ利活用に向けたデータプラットフォームの構築を行ってきました。
今般、これらの取組みをもとにコープこうべのデータを活用した2つの実運用を開始しました。
1)内部利用:事業運営向けダッシュボードで利用状況を可視化
コープこうべの宅配事業、店舗事業や共済事業の利用状況を一元的に集計・可視化を行うダッシュボードをコープこうべに提供し、戦略・企画部門だけでなく営業部門や管理部門も含めコープこうべ事業運営におけるデータドリブンな業務を支援しています。
2)外部利用:三菱食品向けに一部の加工情報を連携
コープこうべより預かった一部のデータを外部利用向けに加工を行い三菱食品へ連携していく予定です。
三菱食品は、これらのデータをもとにコープこうべにおけるマーケティング施策を実施することにより、同組合が展開する事業・サービスをより魅力的なものとすることで組合員に対する利便性向上に寄与していきます。


今後の展望
TMNは、流通事業者の利便性向上を目的としたキャッシュレス決済サービスにとどまらず流通事業者の収益向上に貢献する取組みとして、データ利活用を促進する情報プロセシング事業を推進しています。今後も、流通事業者の事業環境の変化やニーズに合わせてデータプラットフォームサービス「Xinfony DataHub」の機能を拡張し、ビッグデータの有効活用を促進することで、より良い消費環境の創出に資する取組みを続けていきます。

トランザクション・メディア・ネットワークスについて

決済とマーケティングを融合させる情報プロセシング事業を推進しており、クラウドPOSやハウスプリペイド・ID統合等の新たな取組みを展開しております。決済については、2011年に、クラウド(シンクライアント)型電子決済における商用化を国内で初めて実現して以来、電子マネーを中核にクレジット、QR・バーコード、ハウスプリペイド等あらゆる決済手段をワンストップで提供するゲートウェイ事業を展開しています。スーパーやコンビニエンスストアなど幅広い業態でご利用いただいており、110万台を超える決済端末が当社ゲートウェイに接続しています。

<会社概要>
代表者:代表取締役 大高 敦   (グロース市場:5258)
本社所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階
事業内容:電子決済サービスの開発及び提供
     情報プロセシングサービスの開発及び提供
設立:2008年3月
資本金:61 億6,510 万円(2025年3月末時点)


TMNコーポレートサイト

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