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加古川で自転車紙芝居ライブ 親子で鑑賞体験

参加を呼びかける加古川おやこ劇場のメンバー

参加を呼びかける加古川おやこ劇場のメンバー

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 加古川の尾上公民館(加古川市尾上町)大ホールで7月23日、「たっちゃんの紙芝居ライブツアー」が開催される。主催は加古川おやこ劇場(加古川市加古川町、TEL 079-421-3269)。

前回の例会活動の様子

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加古川おやこ劇場は1974(昭和49)年11月に誕生し、人形劇や舞台劇、音楽、伝統芸能など、プロによるさまざまなジャンルの舞台芸術鑑賞を年4回程度のペースで開催する。会員が家族や友だちと一緒に鑑賞する例会活動として、これまで278回開いてきた。定期的に見続けることで、子どもたちは疑似体験や感動体験を重ね、親子や仲間と共有しながら、心を豊かに育む活動を行っているという。

事務局長の岡本さんは「子どもは、自分の親がどんな感じで鑑賞しているかを気にして見ていることがあり、親が楽しそうに見ていると子どもも楽しめていることが多い」と話す。「さまざまなジャンルの舞台を準備することで子どもたちに知らないことを体験してもらいたい」とも。

 会員は、見るだけでなく関わることもできる。会場の立て看板の制作や装飾、演者へのプレゼントや昼食などの差し入れ準備など、演者との交流ができる。開演前のあいさつやプレゼンターなどの場面でも会員が活躍するという。

今回の例会活動「たっちゃんの紙芝居ライブツアー」は、愛知県名古屋市を拠点に活動する団体「マーガレット一家」に所属する熱血紙芝居師の「たっちゃん」こと川上竜生さんが、昔ながらの自転車に乗って登場する舞台。「コミュニケーション紙芝居」「おはなし紙芝居」などの演目で子どもから年配者まで、幅広い世代が楽しめるという。

運営委員長の木村さんは「川上さんは元気な方で、あいさつだけでその人柄に引き込まれる。舞台は、その時々に起こるハプニングを利用して、何が起こるかわからない楽しさがある。会員に笑顔になってもらえたら」と期待を寄せる。

 11時15分開場、11時30分開演。入会には入会金500円と月会費1000円が必要。今回のみの参加も可能(特別会員券1枚1,500円)。

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