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加古川に「音楽練習場」 22時まで営業、地域に根差した音楽活動の場提供

PRするマネージャーの岸本さん(左)とスタッフの土岐さん(右)

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 加古川の商業施設「イオンタウン加古川」に3月26日、「ブラウアー音楽練習場&アカデミー」(加古川市東神吉町、TEL 079-497-5511)がオープンした。運営は「リバーシティ・ステージラボ」。

20畳の無垢フローリングの練習スペース「ブラウアーザール」

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同団体は「川の街の音楽工房」をコンセプトに、2008年からJR加古川駅前で音楽教室を運営。より地域に根差した音楽活動の場を提供するため、新たに同施設を開設した。

マネジャーの岸本浩治さんは「同社では『芸術と社会を結ぶ場としてのアートマネジメント』を運営理念に掲げている。イオンタウン加古川では、これまで年間を通じて音楽イベント開催のサポート活動を行っており、それにふさわしい場所だと考え練習場の開設を決めた」と話す。

同施設には、20畳の無垢(むく)のフローリングを用意。ビッグバンドの練習やミニライブができる「ブラウアーザール」(34平方メートル)と、個人練習スペースの「グリーンルーム」(3.3平方メートル)を設置する。アップライトピアノ、ドラム&パーカッション、各種アンプ類、音響機器を備え、22時までの音出しが可能という。

練習スペースの名前について「ジャズやクラシックなどの生楽器の練習スペースとして利用してもらいたいという思いがあった。ジャズをイメージする『ブルー』にクラシカルな印象も持たせるためドイツ語で『ブラウアー』と名付けた」と岸本さん。「『グリーンルーム』は練習場の壁面が緑色というだけでなく、楽屋から舞台の袖に入るまでの間にある出番待ちのスペースという意味のステージ用語に因んでいる」と話す。

「これまで楽器奏者として15年間、音楽マネジメントや舞台管理者として10年間、音楽活動に携わってきた。これまでの経験を生かして、この練習場で地域の音楽愛好家のみなさんをサポートしていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~22時。利用料金(30分)は、グリーンルーム=300円、ブラウアーザール=700円。

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