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加古川に素揚げ鳥専門店 下味を付けない「鳥」本来の味を

小鉢を並べて昼食の準備をするスタッフら

小鉢を並べて昼食の準備をするスタッフら

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 加古川に9月1日、素揚げ鳥専門店「一会(いちえ)」(加古川市加古川町北在家、TEL 079-455-1345)がオープンした。

自慢の一品という素揚げ鳥

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 店舗面積は約45平方メートル。席数は小上がり18席、テーブル3席、カウンター6席の計27席。

 主な素揚げメニューは、骨付きもも(880円)、手羽先(2本、380円)、砂ずり、肝(以上380円)などの鳥料理を中心に、ご飯もの、サラダ、デザートを取りそろえている。ランチに素揚げ鳥はなく、日替わりでメーンの総菜1品(2品から選択)、小鉢2品、白米、みそ汁が付いて680円。

 店主の長谷川茂之さん(56)は長年飲食関係の企業で営業などを経験して独立した。看板メニューの「素揚げ鳥」は、長谷川さんが3年前に横浜で出会い魅せられたという。関西ではまだ少ないという素揚げ鳥は、長谷川さんが独立にあたり研究し、朝びきの播州産の地鶏と赤穂のにがり塩を使っている。

 「素揚げ鳥は食材の水分が低下することにより味が濃くなるため、天ぷらよりもカロリーを抑えて提供できる」という長谷川さん。他に魚の干物や野菜の素揚げメニューもあり、素材ごとに使う油を変えるなどこだわりを見せる。

 「下味を付けておらず、素材の味を引き出した。ぜひ素揚げ鳥のおいしさを味わってほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時~22時。

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