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加古川「タテイト珈琲店」が1周年 サードプレイス目指す

コーヒーを入れる田中さんと店の様子

コーヒーを入れる田中さんと店の様子

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 加古川のカフェ「タテイト珈琲店」(加古川市加古川町、TEL 079-490-6717)が5月31日で1周年を迎える。

オリジナルブレンドタテイト

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 店主の田中雅経さんは「以前神戸に住んでいた時、夜遅くまでやっているカフェがあった。仕事帰りによく通い、店主と話をしたり本を読んだりしてリフレッシュすることができた。自分も仕事帰りの人にゆっくりと過ごしてもらえる場所を作りたいと思ったのがきっかけ」と話す。

 店舗面積は約18坪。席数は2人掛けテーブル席2卓、カウンター6席の計10席。内装には木毛セメント板を使い、絵やポストカードなどを飾っている。

 メニューは、ブレンドコーヒーの「軽め」(450円)、「深め」(450円)、オリジナルブレンドの「タテイト」(550円)など。デザートは田中さん手作りの「荒々しいプリン」(300円)、「ずっしりチーズケーキ」(400円)を用意する。「深いりで後味がすっきりしているタテイトがお薦め」と田中さん。豆は神戸市垂水区にある焙煎(ばいせん)工房「余白珈琲」から仕入れたものを使っているという。

 田中さんは「1年間やってきて、夜遅くまで営業していることを知って来店してくれる方が増えてきた。帰宅前にゆったりとできる家でもない職場でもないサードプレイスのような役割が徐々にできてきている」と笑顔で話す。「1人で来て本を読んだりする人が多い。浅いりは冷めると酸っぱくなり飲みにくくなるので、冷めてもおいしい深いりを薦めている」とも。

 田中さんは「夜まで営業しているので、昼と夜との雰囲気の違いも味わってもらえたらうれしい。現実と非現実の間くらいの部分で自分の世界に浸ってもらいリフレッシュしてもらえたら」と話す。

 営業時間は13時~22時。日曜定休(他休業日はホームページ確認)。

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