加古川で活動する即劇芝居劇団「IMPLUST(インプラスト)播しゅーなっつ」が2月9日、松風ギャラリー(加古川市野口町)で旗揚げ公演を行う。
同劇団は、前身の劇団が解散し、所属していたメンバーたちが今まで一緒にやっていた仲間と芝居をしていきたいと言う思いが強くあり名前を変えて活動することにした。小学生から大人まで16人が所属している。
劇団名は、「インプロ(即興)にみんなのパワーをプラスして客の心を打つスペシャリストの集団」という意味を込めて「IMPLUST播しゅーなっつ」と名付けた。播磨地域の学生たちが集まっているため、この地域から芝居を届けていくという意味も込めて「播しゅー」と言う言葉を使った。
主宰するきよせゆうきさんは「即興芝居を見てもらうことで、即興でもこれだけ自分を表現することができる場所があるということを知ってもらい、メンバーたちが生き生きとしている姿を見てもらって、即興に関わってみたい、いろいろなことに挑戦してみたいと思ってもらえたらうれしい。即興芝居をたくさんの人に知ってもらいたい」と話す。
きよせさんは「即興芝居はやっている方も先が分からない。そんな先の読めない物語をこの先どんな展開になるのかを一緒に考え楽しんでほしい。お客さんも一緒に関われる演劇として楽しめる公演にしたいので、たくさんの人に見に来てほしい」と呼び掛ける。「元気にここから芝居をやっていくというメッセージを伝えられた」とも。
開演は14時、18時の2回。料金は、幼児~大専門学生=1,500円(当日券は500円追加)、一般=2,000円(同)。2月10日13時~17時には「即興芝居体験会」を開催。小学生~中学生=1,500円、高校生~大専門学生=2,000円、一般=3,000円。