「かこがわ子育て応援フェスティバル」が12月22日、加古川市民会館(加古川市加古川町北在家、TEL 079-424-5381)で開催される。主催は実行委員会と青少年活動に取り組むNPO法人「生涯学習サポート兵庫」(姫路市)。
地域で子育て支援に取り組む団体間のネットワークづくりと、子育て中の親子が楽しめる時間を提供することを目的に開く同イベント。同NPOが2012年から中西播磨で続けてきた「はりま子育て応援フェスティバル」を加古川でも開いてほしいとの声を受けて加古川で初めて開催する。
当日は、親子で参加できるヨガ体験や、おもちゃコンサルタントによる木のおもちゃで遊べるコーナー、古絵本を集めて販売する古絵本市など5つのブースが出展する。企画を担当する同NPO事務局長の久後恵美子さんは「それぞれのブースでクリスマスらしい要素も取り入れる予定」と話す。
会場では、同NPOが2005年に結成したファミリー向け劇団「ぶんちゃか座」による「うたとあそびのぶんちゃか座ファミリーコンサート」も開催。劇中には親子のふれあい遊びがあるなど、参加型のステージが特徴の同劇団。県内外でファミリーコンサートを行っており、加古川では2年ぶりに上演する。
今回は、半人前の見習い魔法使いたちが仲間の良さに気づき認め合う大切さを知るストーリーという。「一緒に遊ぶ楽しさの中に学びのエッセンスが入っている。子どもだけでなく大人もほっこりと楽しめる」と、同NPOファミリーコンサート担当コーディネーターの上田瞳さん。「私自身がぶんちゃか座ファミリーコンサートのファン。子育てにつまずいたときに、子育てをもっと楽しんでいいんだよというメッセージに救われてきた。今のお母さんたちにも伝えたい」とも。
久後さんは「地域のお母さんや子育て支援団体の人たちと一緒につくっている。雑談したり相談したり、リラックスしたりする場として、気軽に来てもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。うたとあそびのぶんちゃか座ファミリーコンサートは、1部=10時~12時、2部=14時~15時。ファミリーコンサートは、入場料1席500円(1席につき子ども1人まで膝上鑑賞は無料)と子ども用古着1着以上持参。要事前申し込み。