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加古川の和食店がランチ営業 地域住民の憩いの場にも

(左)料理長の須賀英昭さん(右)オーナーの森田芳弘さん

(左)料理長の須賀英昭さん(右)オーナーの森田芳弘さん

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 海産物をメインに扱う加古川の和食店「源べえ宝殿店」(加古川市西神吉町、TEL 079-433-1770)が6月13日、ランチ営業を始めた。

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 昨年、近隣でランチ営業をしている飲食店が閉店したことを受け、オーナーの森田芳弘さんがJR宝殿駅周辺で昼食が食べられる店が少ないと感じて始めたという。地元の雇用に役立てればと、店のスタッフを新しく4人雇った。ご飯を食べながら会話が弾む、地域住民の憩いの場になるような店にしたいという。

 同店は海産物をメインに扱い、高知県宿毛市や北海道函館市、兵庫県明石市から新鮮な魚介類を仕入れている。宿毛市では日本で漁獲される魚の種類のうち多くが水揚げされるといい、品ぞろえには自身を持つ。ランチでは「日替わりプレート」(1,000円)や「漁師飯」(1,500円)など、旬の魚を使った料理が提供される。

 森田さんは「現地の仲買人と仲良くしているからこそ、低価格で新鮮な魚が手に入る。家庭では作らない調理に手間がかかる料理を提供し、お客さんに喜んでもらいたい。お店を通して宝殿の魅力をつくっていきたい」と意気込む。

 ランチの営業時間は11時~13時30分。

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