加古川市内各所と周辺地域で10月1日から、地元産の野菜や畜産物の地産地消を目的とした 「農林漁業祭」が開催される。
今年で42回目を迎える同イベント。毎年10月から12月の2カ月を「農林漁業祭強化月間」として位置づけ、生産者が野菜を対面販売する「軽トラ市」や、市内の飲食店約40店舗が参画する「地産地消スタンプラリー」、加古川で獲れる魚を集めた「漁ぎょっ!漁業まつり」などを展開する。
加古川市農林水産課の白川七菜さんは「昨年から始めた『漁業まつり』は、参加者から好評だったため今年も開催する。加古川で獲れた魚を直接見る機会は少ないので、ぜひ体験してもらいたい」と話す。
新企画の「かこがわクッキング」では、市内13カ所で地元食材を使った料理教室を開く。白川さんは「地元野菜を買った後にどう料理したらいいか分からないとの声に応え企画した。料理を通じた国際交流や婚活企画も行う。イベントを通じて地産地消を考えていただく機会になれば」と呼び掛ける。
12月23日まで。