加古川駅前の寺家町商店街を中心会場に9月9日から、地元高校生がまちの活性化を考える「かこがわ若者会議」が行われる。主催はNPO法人シミンズシーズ。
「かこがわ若者会議」の主な活動場所の一つ「00.Work Shop space」
毎週土曜・全6回にわたり、高校生が地元を面白くするアイデアを企画として練り上げ、商店主らに発表する同企画。「加古川市協働のまちづくり推進事業」の助成を受けて初開催する。
運営事務局スタッフの佐藤桂子さんは「加古川市内には6つの高校があり、毎日多くの生徒が通学している。高校生が町を実際に歩き、仲間とともに町のことを考える機会になれば」と話す。
当日は、寺家町・ベルデモール両商店街などを歩き、「まちでしたいこと」の実現に向けてチームで企画を練り上げる。主な会場は、「東播磨生活創造センターかこむ」(加古川市加古川町)と「00.Work Shop space」(加古川市加古川町)。
講師、アドバイザーとして、まちづくりに携わる地域のキーマン、サポートスタッフと神戸学院大学の大学生が関わる。チームで考えた企画は、最終日にまちの人や専門家に向けて発表する。
佐藤さんは、「イベントのテーマは『まちであそぶ』。地域の中でいろいろな人と関わりながら『したいをカタチにする方法』を学べる。高校生のみんなの『まちなかでこんなことしたら面白いと思う』というアイデアを、楽しみながらカタチにしていければ」と話す。
対象は加古川市内に在住・在学の高校生。問い合わせは、NPO法人シミンズシーズ「かこがわ若者会議」事務局(TEL 079-422-0402)まで。申込締め切りは8月25日。