大手通販会社「フェリシモ」が企画する「はりまブランドプロジェクト」で現在、播磨圏域の特産品として加古川の日本酒「盛典」と乾麺「八幡厄神パスタ」が取り扱われている。
同社の創業50年のノウハウを活用して各自治体の魅力創造、情報発信、課題解決を手伝う「フェリシモ 地域マーケティングラボ」と、播磨地域の自治体女性職員からなる「はりま女子つなぎ隊」が企画したもの。播磨圏域の特産品の数々から、特に薦めたい商品を「はりま女子つなぎ隊」と共に選んでフェリシモのカタログやウェブで販売し、その魅力を発信している。
同社広報担当によると「今回のプロジェクトでは播磨圏域の特産品から酒と麺を選び、その中から月1回の定期便として発送している」という。「日本酒のふるさと はりま酒の会」では良質な酒造がひしめく播磨圏域から、こだわりの銘柄を8種セレクトした」とも。加古川の日本酒「盛典」はその一つとして、特産品の水引でつくったグラスマーカーと冷酒グラスをセットにして届ける。
日本で初めて純国産新品種のデュラム小麦の商品化に成功した「八幡厄神パスタ」は、「はりま実りの豊かな里 乾麺の会」の定期便で届く。同コースでは、播州(ばんしゅう)の麺の食べ比べを楽しめるという。姫路市にある日本調理製菓専門学校みかしほ学園の講師とはりま女子つなぎ隊が考えたレシピ、磁器のそばちょこをセットにする。
料金は、「日本酒のふるさと はりま酒の会」=月3,024円、「はりま実りの豊かな里 乾麺の会」=月2,484円。申し込み締め切りは6月20日24時。