加古川市立平岡北小学校で4月11日、入学式が行われ、交通安全啓発犬「ラビ」が登校する児童の見守りを行った。
「ラビ」は稲美町交通安全連絡協議会員の井口彰さんの飼い犬で、昨年8月から兵庫県警加古川警察署嘱託の「交通安全啓発犬」として、幼稚園や小学校の交通安全啓発活動をサポートしている。
この日は、同署員が加古川市、播磨町、稲美町にある小学校全37校の入学式に駆け付け、新1年生に交通安全の啓発活動を行った。
あいにくの雨模様の中、校門前では警察の制服姿のラビが台の上に乗って、登校する新1年生らを出迎えた。児童や父兄たちは「かわいい」と声を上げてラビを囲み、記念写真を撮るなどして注目を集めた。
同署交通第一課の毛利明子さんは「小学生になると急に生活範囲が広がるため事故につながることが多い。ラビを見て交通安全の大切さを家族の話題にしてもらいたい。交通事故を予防し、6年間事故なく過ごしてほしい」と話す。