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加古川・上荘小が閉校 児童減、「両荘みらい学園」統合のため

餅まきで校史を締めくくり、笑顔で閉校した上荘小学校

餅まきで校史を締めくくり、笑顔で閉校した上荘小学校

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 加古川市立上荘小学校(加古川市上荘町)で3月22日、閉校記念式典が行われた。

各学年の代表児童が小南教育長に校章旗を返還

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 1903(明治36)年に上荘尋常小学校として創立した同校。本年度で120周年を迎えた。しかし児童数の減少などから、隣接する平荘小学校(平荘町)、両荘中学校(同)と統合することになり、4月に小中一貫の義務教育学校「両荘みらい学園」が開校する。

 閉校記念式典には児童と保護者、地域住民ら約200人が出席。須藤長之輔校長は「上荘小学校は、これからも郷土の人たちの心のふるさととして皆さまの心の中にずっと生き続ける」と式辞を述べた。全校児童は「いつもなかよしだよ」を合唱し、友達や学校への思いを歌に乗せた。その後、各学年の代表児童が小南克己教育長に校章旗を返還し、全校児童で最後の校歌を歌った。締めくくりには児童と老人クラブのメンバーが一緒に育てたもち米で作った紅白餅の餅まきが行われ、笑顔で校史に幕を下ろした。

 4月から両荘みらい学園で6年生になる児童は「たくさんの思い出があるので少し寂しいけど、平荘小学校の児童や中学生と一緒の学校に通えるのは楽しみ」と話していた。

 両荘中学校は14日、平荘小学校は23日に閉校記念式典が行われた。新しい「両荘みらい学園」は4月8日に始業式と開校記念式典が行われる。

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