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高砂・鹿嶋神社で「福結び市」 参道利用し地元の魅力発信

実行委員の長谷川さん(左)、松本さん(右)

実行委員の長谷川さん(左)、松本さん(右)

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マルシェイベント「福結び市」が11月5日、一願成就で知られる鹿嶋神社(高砂市阿弥陀町)参道で開催される。

チタン製大鳥居の参道

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同イベントは、にぎわいのあるまちづくりの一環で阿弥陀町周辺の有志らが実行委員会を立ち上げ、2023年4月から5月、6月、10月の第1日曜に開催してきた。

実行委員の長谷川さんは「その場所に行かなくても物が手に入る時代。でもここには自然も、伝統ある神社もある。神社の参道で昔から名物として売られていた『かしわ餅』だけでなく、ゆかりのある物で地域を活性化したいという思いで参加している」と話す。

当日は、約300メートルある参道に約25店舗が並び、広場のステージでは地元のミュージシャンのアコースティックライブを企画。高砂市のコミュニティーバス「じょうとんバス」がJR曽根駅、宝殿駅から鹿嶋神社に向けて運行する。

「昔は、かしわ餅屋だけで14軒あり、人通りも多くにぎやかだった。地域が元気でないと寂しい。高砂市の北部は魅力的なところが多いが、そこを発信できていないというもったいなさがあった。昔の良いものは引継ぎながら、時代に合わせてチャレンジしていきたい」と実行委員の松本さんは来場を呼びかける。

開催時間は10時~15時。次回開催は12月3日。

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