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加古川水産が新店舗へ移転 鮮魚を中心に地域の食文化を支える店に

 新社屋が完成した加古川水産

 新社屋が完成した加古川水産

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 加古川卸売市場内で50年にわたり営業を続けてきた加古川水産が9月30日、加古川市尾上町長田の新店舗へ移転する。

新社屋が完成した加古川水産

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 新店舗は鉄骨2階建てで、延べ床面積は約1250平方メートル。1階で鮮魚や冷凍魚、塩干魚、加工品などを販売し、2階は事務所と倉庫になる。

 業者向けの卸売りは午前4時~7時で、一般消費者向けの小売りは午前7時から。多様化する顧客のニーズに応じるため、施設内のいけすから網で捕った魚の背骨を取り四つ割にする「ロイン」や、部位ごとに切り分ける「ブロック」、刺し身にしやすい形状の「サク」などに解体。客の要望に応じて「煮付け」「塩焼き」「フライ」などに調理し、「作りたて・熱々」で提供する。

 土曜は「土曜朝市」を開催。7時30分と10時から、「まぐろの解体ショー」も行う。

 今後は、青果物や乳製品、肉食、酒類、調味料などのコーナーも設け、「魚」を中心とした食料品の販売を目指していく。

同社の柳本善博会長は「東播磨2市2町の魚の供給基地として、皆さんに利用していただける店作りをしていきたい」と思いを語る。

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