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高砂・市ノ池公園の遊具にお別れ 解体前に「ありがとう」描く

撤去する大型複合遊具で最後の記念撮影

撤去する大型複合遊具で最後の記念撮影

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 高砂・市ノ池公園(高砂市阿弥陀町)の大型複合遊具が老朽化により刷新される。8月26日には解体する大型複合遊具のお別れイベントが開かれた。

撤去する大型複合遊具に感謝のメッセージを書き込む子ども

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 滑り台や登り棒、ジャングルジムなどが整備される同園の大型複合遊具は約25年前に設置。老朽化が目立ってきたため8月末に撤去、刷新することになった。

同イベントには来園者約50人が参加。市職員が配布するフェルトペンで、解体前の遊具に「いままでありがとう」「25年間一緒に遊んでくれてありがとう」など感謝のメッセージを書き込んだ。自分の名前を書く子どもの姿もあった。親子で参加した母親は「お兄ちゃんは長い滑り台が怖くてなかなか滑れずにいたが、最近滑られるようになった思い出がある。新しい遊具は子どもも私も楽しみ」と話した。ほぼ毎週子どもと来園するという父親は新しい遊具のイメージ写真を見て、「今の遊具より一段と大きくなって楽しみ」と期待を込める。

 現在、大型複合遊具は撤去工事のため利用できない。新しい大型複合遊具はアンケートから選ばれた遊具で、高さ6メートルの展望台や15メートルの直線ロングスライダー、トンネル型のスパイラルスライダー、幼児向けの遊具を整備する。

10月初旬に完成予定。

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