国宝・刀田山鶴林寺(加古川市加古川町)で10月7日~22日、現代アートを展示する「鶴林寺ビエンナーレ6th.Art Programー施美時間ー」が開催される。
同プログラムは2011(平成23)年から2年に1度行われ、今回で6回目。主催の「アート・プログラム」メンバーの山本暁子さんは「アートが持つ人を癒やす力を感じてほしい。寺という人が集まる公共の場にアートがあることで、見た人の心に何か変化を起こせたら」と開催への思いを話す。
大きなインコの作品が特徴の川上和歌子さんや、陶器で制作したコスチュームが特徴のASADAさんなど、絵画、展示空間全体が作品になるインスタレーション作品を展示するほか、ライブペインティングや音楽のステージなどのパフォーマンスも予定する。
開催に向けクラウドファンディングで支援を呼びかけている。リターンはイベント期間中の鶴林寺入山料無料、展示作家のオリジナル作品などを用意する。山本さんは「普段立ち入れない鶴林寺の建物を会場として借りている。現代アートと歴史ある建物のコラボレーションを楽しんでほしい」と呼びかける。
クラウドファンディングの受け付けは10月23日まで。寄付のほか、設営・運営ボランティアも募集している。