炭火焼き料理専門店「炭火焼 分家 忠助」(高砂市荒井町、TEL 070-9074-7006)が5月16日、高砂にオープンした。
サラリーマン時代から飲食業に興味があったという店主の中右(なかう)弘一郎さん。将来、飲食店を開く覚悟で、同市で半世紀にわたり店を構える「本家串焼 忠助」に転職したという。同店近くの飲食店が移転することになり、勤務していた店主の勧めもあり、念願の自分の店を持つことになった。
和風に仕上げた店内は、日本酒のたるや焼酎のかめで装飾。席数は、カウンター10席、テーブル20席を用意する。
「炭火にこだわり、仕込みに時間をかけた料理を提供する」という同店。メニューは、串焼き「国産鶏」(1本170円)、「野菜」(同150円)、「創作串」(同200円、いずれも注文は2本から)、「サラダ」(500円)、「揚げ物」(400円~)、「ご飯」「釜飯」なども用意。鶏ガラでだしを取る「鶏五目釜めし」(800円)は、客の目の前で30分かけて釜で炊くため、入店時に注文する常連客が多い。
焼酎は、水と混ぜ合わせて数日寝かせる「前割り焼酎」を用意。この飲み方は、丸みのある優しい味が引き出されるのが特徴で、それを燗(かん)する容器「ちろり」に入れて、酒燗器で燗をすると、香りが引き出され味わい深い焼酎になるという。
中右さんは「炭火の手作り料理と燗したお酒を皆さんに味わってほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は17時~25時。