明石や加古川で活動する播磨チアリーディングクラブが3月25日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で行われた全国大会「USA All Star Nationals 2023」に出場した。同クラブが全国大会に出場したのは初めて。
2018(平成30)年に結成した同クラブ。現在は3歳から小学6年生までの約50人が所属している。1月21日に大阪で行われた地区大会のユース編成チアリーディング部門レベル1に出場し、全国大会出場の基準点を超えたことで出場が決まっていた。クラブ代表の岩佐美千子さんは「大会チームを立ち上げてまだ2年目。たった2年で、こんな大きな舞台に立てるなんて夢みたい」と喜んだ。
全国大会では小学2年生~小学6年生の8人でチームを編成。約2分30秒の音楽に合わせてジャンプやタンブリングなどの演技を行った。結果、入賞とはならなかったものの、目標としていた「ノーミス」と「地区大会より点数アップ」を達成。点数は地区大会より1.02ポイントアップした。
キャプテンで6年の田村優喜夏さんは「普段の練習を意識し、笑顔で楽しんで最高の思い出になった。もっとレベルアップして、またこの舞台に戻り、一点でも多く取れるよう目指す」と笑顔で話した。
岩佐さんは「全国大会のレベルに圧倒されながらもしっかり自分たちの世界に入り込めていた。可能性いっぱいの子どもたち。さらにレベルアップしてくれると思う」と期待を込める。