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加古川市がAI搭載見守りカメラ設置 市内150カ所、今月末に完了

加古川市加古川町北在家に設置されたAI搭載見守りカメラ

加古川市加古川町北在家に設置されたAI搭載見守りカメラ

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 加古川市が現在、AI(人工機能)を搭載した「高度化見守りカメラ」の設置を進めている。

AI搭載見守りカメラ

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 同市は2017(平成29)年度から「見守りカメラ」の設置を進めており、これまで1475台が稼働。小学校の通学路や学校周辺に設置しており、専用のタグを検知することで、スマホを通して通学中の子どもたちの位置情報を確認することができる。

 市内150カ所に設置する同カメラ。従来型の見守りカメラの機能を備え、I型、II型の2種類ある。I型は夜間のみ稼働するタイプ。住民の悲鳴や異常音を自動で検知し、スピーカーや回転灯で周囲に警告を発する。II型は日中のみ稼働。Ⅰ型と同じ機能を持ち合わせるほか、交通量や人流データを把握し、防犯や交通安全のほか、まちのにぎわいづくりにも活用するという。

 加古川市生活安全課の髙橋美絵さんは「見守りカメラの設置以降、市内の犯罪件数は半分以下に減少したが、新たに設置するAIカメラは光と音で犯罪を未然に防ぐ効果が期待できる。信号がない横断歩道や死角になっている所などに設置し、さらなる安全、安心のまちづくりを目指していきたい」と話す。

 AI搭載の見守りカメラの設置完了は3月31日を予定。

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