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加古川のコミュニティーFMが北条町駅から生放送 「なまはげ列車」乗客募集

イベントを呼びかける坂江大宗さん(左)と船瀬大輔さん(右)

イベントを呼びかける坂江大宗さん(左)と船瀬大輔さん(右)

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 加古川のコミュニティー放送局「BAN-BANラジオ」(加古川市加古川町)が2月26日、北条町駅から公開生放送を行う。

昨年の様子

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 放送は、北条鉄道がクラウドファンディングを活用して購入した「キハ 40」のデビュー1周年感謝祭に合わせ行う。番組の司会はターザン山下さん、リポーターは斎藤雪乃さん。

 感謝祭では、昨年に続き秋田県男鹿市から迎えた「なまはげ」が乗車する「なまはげ列車」を運行。現在、乗客を募集している。車内案内役はスパイシー八木さん。

 加西市観光協会事務局長の船瀬大輔さんは「昨年初めて『なまはげ列車』を運行したが、恐ろしさで泣きだす子どもがほとんど。『なまはげ』という伝統文化を加西でも味わってほしい」と話す。

 船瀬さんは「北条鉄道の特徴は、沿線に広がる田園風景。田植えの季節には、水を張った田んぼが鏡のように空を映し、夏になると加西アルプスの登山を楽しむ乗客が多くなる。寒さが厳しくなると、霜や霧で一面真っ白になる日も。季節ごとにさまざまな表情を見せてくれる。周辺の観光も含めて乗ることそのものを目的に北条鉄道に乗ってみて」とも。

 北条鉄道運転課の坂江大宗さんはイベント当日、運転手として乗車する。「運転席から見る風景も季節ごとに変化がある。レトロな車内からのどかな田園風景を見るのはとても楽しい。北条鉄道では、一年を通してイベントを開いているので、これからも乗車してほしい」と話す。

 放送は10時~12時25分。周波数は86.9メガヘルツ。乗車申し込みは2月13日まで。申し込み多数の場合は抽選。運行時間は10時6分、11時9分、13時9分。各便定員50人。申し込みは加西市観光協会まで。

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