高砂在住の水彩画家・島村和代さんの「水彩画展2022」が9月2日から、JR加古川駅構内にある加古川市民ギャラリー(加古川市加古川町)で開催される。
幼い頃から絵を描くのが好きだったという島村さん。「小学生の時には、近くに住んでいた画家の家で絵を描いて遊んだり、30代の頃には鉛筆デッサンを習ったりしたが、本格的な創作活動はしてこなかった」と振り返る。2010(平成22)年、持て余す時間を埋めるために描いたという綾部山梅林の水彩画が「第23回 上野の森美術館 日本の自然を描く展」で入選したのを機に創作活動を始めた。
個展では、風景や花などを描いた水彩画27点を展示する。地元の高砂市総合運動公園内で見られる四季折々の風景を描いた作品や、江井島から望む「明石海峡大橋」、加東市にある「平池公園」などをモチーフにした作品を並べる。島村さんが大好きだという「花」をテーマにした作品では、コスモス、ペチュニア、ユリなどを描いた水彩画を展示する。
島村さんは「水彩画は癒やし。コロナ禍の今だからこそ、自分の作品を見て温かい気持ちになってほしい」と話す。
開催時間は10時~18時(2日は13時~、7日は15時まで)。入場無料。会期中は島村さんが在廊する。9月7日まで。