ジェラート専門店「ジェラートが先かタマゴが先か?」(加古川市加古川町、TEL 070-9031-0827)がオープンして1カ月がたった。
店主は、アパレルや植木販売店で働いた経験を持つ平林明さん。「誰でも気軽に働ける場所を地域に作りたい」という思いから、シングルマザーやシニア層など接客サービス業が初めてでも提供しやすいジェラートに目をつけ開業した。
店内は、日照環境によってレイアウト変更できるよう移動式の什器を採用。価格計算などで「AIを活用」し、販売価格も分かりやすく設定するなど、誰でも接客サービスができるよう工夫を凝らす。
ジェラートは6~10種類を販売。平林さんの「お薦め」はレモン味。「温度管理と分量調整で仕上げた商品は果汁が多い」という。価格は、シングルカップ=400円、ダブルカップ=500円、トリプルカップ=600円。トッピングで「ラムレーズン」「チョコソース&カラースプレー」(以上100円)を用意する。
平林さんは「コロナ禍で家族での外出や子どもだけで遊ぶことが難しくなってきており、地域での情報が交換できる場所が少なくなってきている。人や情報をつなげる役割を持ったコミュニティーとなる居場所をつくっていきたい。おいしいジェラートを食べに来ていただければ」と話す。
営業時間は10時~22時。