高砂市を中心に活動する小学生軟式野球チーム「荒井ビッキーズ」が、8月8日に明治神宮野球場(東京都新宿区)で始まる「高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」に出場する。
同大会は各都道府県予選大会で優勝した51チームが参加し、全国約1万1000チームの頂点を決めることから、「小学生の甲子園」と呼ばれる。荒井ビッキーズは5月に行われた兵庫県予選会6試合で48得点、失点2と圧倒的な成績で優勝。創部38年目で初の全国大会出場を決めた。千代延浩史監督は「県大会では守りながら打線もつながった。全国大会へ向けて全力野球に磨きをかけたい」と意気込む。
7月4日には5、6年生の選手27人が高砂市役所を訪れ、都倉達殊高砂市長に全国大会出場を報告。都倉市長は「大会までにけがのないよう、万全の体調で臨んでください」とエールを送った。主将の伊勢田義人選手は「大会まで毎日しっかり練習して優勝できるよう頑張りたい」と意気込む。
同チームの初戦は8月9日、佐賀県代表の三日月スラッガーズと対戦する。