播磨町が町制施行60周年を迎え、5月29日、播磨町中央公民館(播磨町東本荘1)で記念式典を行った。
同町は1962(昭和37)年に県内最後の村だった「阿閇(あえ)村」から改名し誕生した。同年6月には、後に国指定史跡に指定される「大中遺跡」が発見。1999(平成11)年には米オハイオ州のライマ市と姉妹都市提携を締結した。人口は1964(昭和39)年に1万人を突破し、現在は約3万4000人まで増えた。
式典で清水ひろ子町長は「新たに策定したキャッチフレーズ『いいとこいっぱい、笑顔いっぱい、みんなでつくる、ふるさとはりま』をモットーに、住民・地域・企業・行政などが共に手を携え、活力と魅力あふれるまちづくりを推進していきたい」と式辞を述べた。
その後、自治・社会・文化・産業の分野に尽力したとして30人を表彰。町政や地域・文化の発展などに貢献した16人に感謝状を贈呈。最後は町内4小学校の代表児童と清水町長で「協働のまちづくり宣言」を行い、住民と行政が一丸となってまちづくりを推進していくことを宣言した。