昨年12月に滋賀県で行われた「第29回全国中学校駅伝大会」の優勝記念碑が3月14日、稲美町立稲美中学校(稲美町岡)に完成した。
同校は昨年の全国大会に8年ぶりに出場し、一区から首位を譲らないレース展開で初優勝した。同校の日本一を受け、長年にわたり加古川市内で美術教員を務めてきた沢芳郎さんが記念碑の製作を提案。PTAと生徒活動振興会の協力で設置した。
記念碑の大きさは、縦約110センチ、横約65センチ。ゴールテープを切る瞬間のイラストや、選手監督らの名前、優勝タイムなどを刻んだ。側面には全国大会へ向けてのスローガン「感謝をかたちに」の文字も入れた。全国大会でアンカーを務めた元主将の藤田直子さんは「自分の姿が残るのは少し恥ずかしいが、形に残してもらえ、それ以上にうれしい。これからも新しい記念碑をどんどん横に並べてほしい」と笑顔を見せた。