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加古川東市民病院跡に「かこてらす」完成 公民館と子育てプラザの複合施設

「かこてらす」外観

「かこてらす」外観

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 公民館と子育てプラザの複合施設「かこてらす」(加古川市平岡町)が2月28日、加古川東市民病院跡に完成した。

子どもが自由に遊べる「こどもひろば」絵本コーナー

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 同施設は、老朽化が進んでいた東加古川公民館と東加古川子育てプラザを移転するため建設。建物の効率的な活用と、同公民館と同プラザの相互の交流を深めることを目的に運用する。加古川東消防署と合わせて2020年9月に着工し、約2年間かけ完成した。

 鉄骨造2階建て。延べ床面積は約2600平方メートル。「交流」「学び」「安心」「憩い」「にぎわい」の5テーマをコンセプトに、誰もが気軽に利用でき、地域に愛される開かれた空間創出を目指す。

 建物は東側と西側に分かれ、東側1階には、主に子育てに関する施設を配置し、プレイルームも備える。約250平方メートルある「こどもひろば」は、クッションをフロア一面に敷き、絵本を自由に読めるコーナーも設置した。2階には公民館機能として、グループ活動を行う部屋や研修室、会議室を設けたほか、調理室とつながった和室も備える。西側1階は、小ホールと、200人収容可能な大ホールも設置。屋外には遊具も設置し、屋上テラス「空のにわ」から子どもを見ながら過ごすこともできる。

 加古川市企画部政策企画課の守安佑太さんは「屋外広場の遊具は多く用意している。そこから見える消防署での訓練の様子はほかの施設にはない見どころ。施設利用の際は見てほしい」と話す。

 供用開始は4月1日。

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