コロッケと総菜の専門店「crocche’(クロッケ)」(加古川市加古川町、TEL 079-451-9099)が11月24日、JR加古川駅南側のベルデモール商店街にオープンした。
クロッケ(162円)と肉屋のコロッケ(97円)、ライスコロッケ(172円)
同店の店主は、イタリアのレストランで修行経験があるという宮永敏英さん。イタリア滞在中に親しんだ「揚げ物専門店」を日本に持ち込みたいと店を開いた。イタリアでは、コロッケなどの揚げ物を片手に、大人から子どもまでが広場(=ピアッツァ)で会話を楽しむのが日常という。
メニューは、店名になっているクロッケ(1個162円)のほか、毎日30種類のコロッケをそろえる。季節に合わせた手作りの総菜や弁当も販売する。持ち帰りのみ。店頭には、オーブントースターと電子レンジを置き、商品を温めてもらうことができる。
環境に配慮し、食材は輸送距離が短い兵庫県産の有機オーガニック食材を中心に集め、製造過程での廃棄食材は自社農園で堆肥として活用している。
宮永さんは「普段の食事の『もう一品』に選んでもらいたい。おいしく、安全な食べ物を食卓に届けることで豊かな食生活を手助けしたい」と話す。
営業時間は10時~21時。