高砂のプラスチック加工会社「匠工芸」(高砂市荒井町、TEL 079-445-4500)が、VRゴーグル無しで目の前の巨大モンスターと戦うアトラクションを考案し、クラウドファンディングで協力を募っている。
今回のリターンには「世界に一つだけのオリジナルの剣」を作るプランもある
自社のプラスチック加工技術を生かし、ゲームに出てくるようなオリジナルの剣など「ファンタジー武器」を数々作り上げた同社。社長の折井匠さんは「剣を作り出しても、モンスターは出てこなかったので作るしかないと考えた」と話す。
同アトラクションは本社工場に設置する。大型LEDモニターに巨大なモンスターを浮かび上がらせて、プレーヤーの剣の動きをセンサーが読み取って戦うもの。
仮想現実を体験するにはVRゴーグルなどが必要となるが、同アトラクションは肉眼で見ながら戦えるのが特徴。襲いかかってくるモンスターと、よりリアルに戦うことができ、ファンタジーの世界に浸れるという。
「小学校からの夢の頂点になる活動。同じ思いの人に協力してもらえれば」と折井さん。「将来的にはコンテナに設置し、トレーラーで移動して回りたい。宿泊型のテーマパークもできれば」と意気込みを見せる。
クラウドファンディングサイト「Makuake」で協力を募っている。フルーオーダーで製作するオリジナルの剣などをリターンに用意する。9月12日まで。