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加古川で男女共同参画週間記念講演 「子育てのゴール=子どもの自立」テーマに

男女共同参画センターの荻野雅子さん(右)と中山慎也さん(左)

男女共同参画センターの荻野雅子さん(右)と中山慎也さん(左)

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 男女共同参画週間記念講演「もっと!!子どもの『負けないチカラ』を引き出す法則」が6月26日、加古川市立青少年女性センター(加古川市加古川町)で開催される。主催は加古川市男女共同参画センター。

一昨年の様子

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 同講演は、男性も女性も家庭や職場、学校、地域で、それぞれの個性と能力を発揮できる社会の形成を目的とした男女共同参画についての理解を深めてもらおうと、内閣府の提唱で定められた「男女共同参画週間」に合わせて開催する。

 講師を務める大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘さんは、1991(平成3)年に、兵庫県西宮市初の男性保育士として、施設・保育所に12年間勤務。長男、次男、三男それぞれの育児休暇を取得した体験を基に「父親の育児支援」についての研究を始めた。NHK Eテレ「すくすく子育て」をはじめ、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などでも積極的に発言し、現在では年間60回ほどの講演を行う。今回は「子育てのゴール=子どもの自立」のために大人はどうあるべきかなど、子どもとの関わり方についての講演を行う。

 企画を担当する同センターの荻野雅子さんは「自分の子育ての時は、家事や育児についての負担が女性に大きく偏っていた。現在は徐々に変わっているように感じるが、講演をきっかけに性別にかかわらず子どもとの関わり方について考える機会になればうれしい」と話す。

 同センターの中山慎也さんは「期間中には、市民グループや女性団体と協働でさまざまなイベントも企画している。昨年はオンラインイベントのみだったが、今年は十分な感染症対策を講じるので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

 講演会の開催時間は10時~11時30分。入場無料。定員は100人。申し込みは同センター(TEL 079-424-7172)が電話で受け付ける。受付時間は8時45分~17時30分(火曜~土曜)。6月25日締め切り。

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