「国鉄高砂線6.3kmの旅 写真と動画展」が現在、工楽松右衛門旧宅(TEL 079-490-4790)で開催されている。
高砂線は加古川駅から高砂駅までの6.3キロを結ぶ路線として1913(大正2)年に播州鉄道として開業。後に播丹鉄道に譲渡され、1943(昭和18)年、国有化により国鉄高砂線となり、廃線になる1984(昭和59)年まで運行されていた。
同展では国鉄高砂線が運行していたころの写真や動画、ジオラマ、駅看板などを展示。写真や動画からは当時の生活スタイルや風景などを見ることができる。
主催する工楽松右衛門旧宅の佐野絵里奈さんは「高砂市の資料以外にも市民の皆さんから写真や動画を提供してもらった。貴重な資料なのでも多くの人に見てもらいたい」と呼び掛ける。「見学の後は高砂町の街歩きで新しい発見など楽しんでもらい、少しでも心を満たしてもらえば」とも。
開館時間は9時~18時。入館無料。3月31日まで。