東加古川駅近くにアンティーク雑貨とドライフラワーで装飾したフォトスタジオ「Hikari no Atelier（ヒカリ ノ アトリエ）」（加古川市平岡町、TEL 070－8330－8977）がオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は2月2日。

アンティーク雑貨とドライフラワーで飾られたフォトブース

　同店は約23坪の空間に2つのフォトブースを設け、同じフロアには美容室「Hair design Key Piece（ヘアデザイン・キーピース）」を併設している。店長の野添恵子さんとKey Pieceオーナーの野添健太さんは夫婦。新型コロナウイルスの影響から、美容室以外の方法で店舗の空きスペースを有効活用できないかと模索し、恵子さんの経験を生かしたフォトスタジオを開くことに決めた。

　店名は、写真が「光」を捉える表現方法。作品を作り出す場である「アトリエ」。さらに2人が好きな歌手の曲名「Hikari no Atelier」とした。2人元々アンティークが好きで、フランスの田舎町のような雰囲気の店内装飾になるよう、雑貨はアンティークにこだわり、ドライフラワーは生花を購入して制作するなど、スタッフと手作りで改装している。アンティークの雰囲気を生かすため衣装にもこだわり、七五三用のオリジナル着物も仕立てた。

　スタッフの生頼純さんは「自然光での撮影になることと、撮影をゆっくり楽しんでほしいとの思いから1日3組限定で受け付けている。時間を気にせず撮影できるため、自然な笑顔の写真が人気。撮影時間の最後にはその日撮った写真のスライドショーをご覧いただき、どんな風に写真に残っているのかをすぐに確認してもらえる。撮影した写真は全て納品する料金設定の分かりやすさも好評」と話す。

　今後は季節に合わせてドライフラワーを変えていくなどして、「飽きないスタジオを目指す」という。恵子さんは「まずはスタジオを見に来てほしい。一度ぜひ足を運んでもらえたら」と話す。

　現在はスタッフ3人で週3日、営業している。予約可能時間は10時～14時（日没前2時間程度まで）。要予約。