加古川の野外活動センター「加古川市立少年自然の家」(加古川市東神吉町)で3月28日、工作や太陽観察などのイベント「太陽を全集中!~太陽を見て、知って、体感しよう~」が開催される。主催は東播磨地域ビジョン委員会「らくがく倶楽部」(TEL 079-421-2289)。現在小学4年から6年までの参加者を募集している。
当日は「明石市立天文科学館」館長の井上毅さん、同館学芸員の西山愛子さんによる太陽にまつわる話や木製のキットで作る日時計工作のワークショップのほか、「天体観測室」から大型望遠鏡を使った太陽観察を行う。
東播磨地域ビジョン委員会「らくがく倶楽部」は、東播磨地域の文化施設の知名度アップと施設間のネットワーク、交流の濃密化を図り、各文化施設のレベルアップ、地域の活性化を目的として活動している。今回のイベントではその一環として加古川市立少年自然の家と明石市立天文科学館の交流を図るという。
同委員会の堀秀行さんは「コロナ感染予防対策を十分にしているので太陽に興味のある子どもはぜひとも安心して応募していただきたい。イベントに参加することで東播磨地域の文化施設を知るきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。同委員会の田中慎悟さんは「コロナ禍で中止になるイベントが多い中、このイベントが少しでも子どもたちの息抜きの場となれば」と笑顔を見せる。
参加には事前申し込みが必要。応募方法はチラシ記載のメールアドレスまたはQRコードからの申し込み。定員20人。小学4年から6年までの児童に限る。応募者多数の場合は抽選。参加費無料。なお参加当日別途少年自然の家の使用料(加古川市在住100円、加古川市外在住200円)が必要。締め切りは3月18日。問い合わせは同委員会堀秀行さん(TEL 080-2511-7520)まで。