JR宝殿駅周辺(高砂市神爪1)の店舗のグループで構成される宝殿プロジェクト実行委員会が1月上旬、「ええとこやんけ~宝殿どこいこMAP」を発行した。
宝殿プロジェクトの活動をPRするフェールアンカランの市場さん
同プロジェクトは「地名には無い駅名、宝殿駅」の周辺を「もっともっと元気にしたい」という思いを胸に協賛店舗が集まり発足。これまで「宝殿ハロウィン」や「ゆかたde夏祭り」の定期開催や、女性店主や店員で構成される姉妹団体「Lady Houden Project」が「HOUDEN MARCHE」を催すなど、駅周辺の活性化に取り組んでいる。
コロナ禍に見舞われた昨年、同地域でも人のにぎわいは減り、同プロジェクトの活動のきっかけとなった「ゆかたde夏祭り」も中止。11月には仮装・コスプレ衣装に身を包んだ参加者が駅周辺を盛り上げる「宝殿ハロウィン」も同様に開催中止となった。
そんな状況下で、少人数やテークアウトでも宝殿の良いところ、すてきなお店、おいしいお店を知ってもらいたいという思いから「ええとこやんけ~宝殿どこいこMAP」を企画した。全24ページで構成し、駅名の由来となった生石神社・石の宝殿の特集や協賛36店舗を紹介する。
同プロジェクトリーダーの「パティスリー フェールアンカラン」の市場憲治さんは「掲載店には温かく、個性が光る店主がそろっている。食べて、話して『ええとこやんけ、宝殿』と知ってほしい」と力強くアピールする。
協賛店や宝殿駅構内などに各100部設置する。無くなり次第、配布終了。