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高砂長尾地区のブルーベリー収穫が最盛期 無農薬で「滋味な味」

高砂長尾地区のブルーベリー収穫が最盛期 無農薬で「滋味な味」

高砂長尾地区のブルーベリー収穫が最盛期 無農薬で「滋味な味」

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 高砂の長尾楽笑村(らくしょうむら)組合(阿弥陀町阿弥陀)が栽培するブルーベリーの収穫が最盛期を迎えている。

ブルーベリーを収穫するみなさん

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 地域の特産品を作ろうと2012(平成24)年に長尾地区の58軒が参加し設立された同組合は、市やJAの協力を受けブルーベリーや野菜の栽培を始めた。特にブルーベリーは無農薬にこだわり、2015(平成27)年には「ひょうご安心ブランド」にも認証されている。

 現在同組合では30アールの敷地に15品種、450本ほどのブルーベリーを栽培していて、毎年6月から8月にかけて一粒一粒手摘みし、約500キログラムを収穫している。収穫したブルーベリーは加工しジャムとして一年を通じて販売しているが、収穫時期には同組合が運営する直売所などで生のまま販売もしている。

 地元のケーキ店や近くの高御位山(たかみくらやま)へハイキングに訪れる人たちにも人気で、ケーキの材料として直売所へ仕入れに訪れていた客は「新鮮で滋味。自分にとってはオンリーワンの存在で、店で出す予定がなかったブルーベリーのメニューを追加した」と話す。

 同組合、組合長の松本雅夫さんは「熟するのを待って収穫するため鳥害に悩まされることもあるが消費者に『ここのはおいしい』や『他のものはもう食べられない』と言われると励みになる」と話す。

 生のブルーベリーは、同組合直売所やふぁ~みんSHOP高砂で8月下旬まで販売する。100グラム280円~。

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