「水草工房fin」(高砂市中島、TEL 079-443-9155)が12月で開店20周年を迎えた。
水槽で観賞する水草や、水生生物を飼育するためのアクアリウム用品を扱う同店。水草のレイアウトの楽しさ、美しさを広く知ってもらおうと1999(平成11)年にオープンした。
利用客が買い物だけでなく交流を行うことも目的としている店内は、広さ15坪、吹き抜けの天井で開放感のある作りになっており、水草や苔が育ち過ぎて水槽のレイアウトを損なわないように日差しを取り入れすぎない設計となっている。
アドバイザーの福島俊也さんは「最近はメダカを飼育することが人気で、アクアリウムについて尋ねる人が多く、男女問わずさまざまな方がお店に来てくれる。県外や海外の方もSNSでお店の存在を知り訪れることもある」と話す。地域の行事に参加し水草を扱ったビオトープの展示やこけ玉教室を開催することもあるという。
「アクアリウムは生活になくてはならないものではないが、長く楽しんでほしい。いかにお客さまに喜んでもらうか、丁寧な対応を行い店に来ていただくかを考えた」と20年を振り返る。
福島さんは「20年前と違い、アクアリウムの器具も進化し、多様なものがそろっている。飽きずに長く続けてもらえるよう利用される人が何を求めているかを把握し、アドバイスをし、この店を選んで良かったと思ってもらえるお店を作っていきたい」と今後の抱負を語った。
営業時間は、平日=15時~19時、土曜・日曜・祝日=11時~18時。水曜・木曜定休。5,000円以上購入の先着55人に20周年を記念したトートバッグかTシャツを進呈。