知的障がいがありながら、全国2位に輝いたプロの和太鼓集団の感動の記録を描いたドキュメンタリー映画「幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION~」が12月22日、高砂市文化保健センター(高砂市高砂町)中ホールで上映される。主催は高砂市障がい者自立支援協議会「高砂ユニNAVI」。
同会ではこれまで、サッカー教室や防災啓発活動、各セミナーの開催など、障がいを持つ人を支援するさまざまな取り組みを行っており、上映会もその一環。「高砂ユニNAVIシネマ」と題し、今年3月に自閉症児の成長を描いた「星の国から孫ふたり」、8月に特別支援教育の必要な児童たちの日常を描いた「みんなの学校」を上映し、今回で3回目。
会場では、知的障がいを持つ子どもと、その親とで構成される太鼓集団「浜っ子太鼓」による演奏も披露される。
同会の金鹿裕希さんは「障がいのある方が暮らしやすいまちづくりを目指すということは、誰もが暮らしやすい街になると思う。今回の上映会でそういう思いが多くの人に伝わればうれしい」と話す。
上映時間は10時~12時15分。参加無料。申込不要。